29日
今年も大型連休明けの週末に”アルファロメオ ディ”が蓼科高原で開催された。
週間天気予報は土曜日・日曜日両日とも雨のマークで、
あと数日と迫っているのに、僕は憂鬱な気分でスタッフのお弁当や宿泊の手配をしていた。
金曜日の夜から蓼科へ。
新しくTAROCに仲間入りした、裾野市に住む”芹沢へっぽこ一家”を引っ張り18時箱根を出発した。
呆れるほど狭いラゲッジスペースを持つ156SWは、あと2つの段ボール箱が積めずに
ヤマト便でグリーンバレーパークホテルに送ることになった。
家族の間では、このSWかなり不評で147を下取りに出して購入したものだから
かみさんの評価はきびしいものとなっている。
土曜日の朝、激しい雨が降っている。
10時パークホテル集合。
ホテルの専務から『トダテさん酒臭いよ』と、温かいお言葉をいただく。
スタッフにシフト表を配り、公園準備班・パーティー準備班・受付準備班等々作業確認を済ませる。
僕は、公園に向かう。
雨足はさらに強くなったような気がした。
思ったよりもグラウンドのコンディションは悪かった。
足は取られ、大勢の人が入ると見る見るグラウンドは酷い状態になる。
ライン引きは使えない。
空を見上げ、足下を見つめ途方に暮れる・・・・。
雨が止む気配は少しもなかった。
レンタル業者が、テントを運んできた。
休憩用テントを建て居場所を作る。
翌日の車両展示の方法を模索して、様々な意見が出たが
有効な手段が見つからないまま時間だけが過ぎて行く。
「女神湖式で行こう」
弧を描き、扇形に並べる事にした。
直線に並べるのは不可能だ。
予定していた車種別も出来そうに無かった。
比較的状態の良い外野から車両を誘導する事になった。
まだ雨は止まない。
昼食を済ませ、ホテル誘導スタッフは公園を後にした。
雨の中飾り付け班は、仕事を終え13時過ぎようやくお弁当にありつける。
受付にいるカミさんに電話をし、参加者の到着状況を確認する。
早い人はゲームラリーを終了し、ぼちぼち集まり始めた。
「やっぱり、やるんだ・・・・こんな雨の中・・・・」
身体のシンが冷えて、夕べの酒はとうに消えていた。
公園のスタッフを全員ホテルに向かわせ、きみちゃんと二人シルバー人材さんの作業終了を待つ。
雨が止む気配は無かった。
何も出来ないまま土曜日の作業は終了した。
一度アジトに帰り、風呂で身体を温めた。
パーティーが始まる前のひととき、ホテルで横になれた。
明日の天気予報は、”晴れ”と告げていた。
今夜遅くに雨は止むようだった。
「やったぁ」
AROCのスタッフと明日の晴れを喜び合う。
日曜日、雨は上がっていた。
6時30分グラウンドに到着。
少しはましになったが、相変わらず酷い状態だ。
砂を運んできたトラックの轍が内野をえぐっていた。
車が入れる状態では無かった。
2トンの砂を人力で撒いて、トンボを使って荒れた所を修復して行く。
同時にPAの設置、イントレを組建てて行く。
昨日できなかったテーブルと椅子を各テントに配置して行く。
出店業者が到着し始めた。対応に追われながら砂を撒く作業は続く。
時間だけが過ぎて行く。
参加車両が到着し始めた。
慌てて持ち場に着くスタッフたち。
晴れ間が見えて来た。
「おはようございま〜〜〜す」
元気なスタッフたちが参加者に声をかけていた。
『さあ、いくぜ!』心の中で、スタッフに語りかけた。
アルファロメオ ディ 二日目のスタート!
ホテル出店のテント前で「トダテさん、ほらビール!」専務が嬉しそうな顔で僕に言った。
翌日朝起きたら、鼻の頭が陽に焼けていた。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
来年も蓼科で逢いましょう!