5月16日
猫のお話が途切れてしまいました。
前回の更新から一月以上が経ち、ここを読まれている方の興味も
激減されたでしょうが、我が家の猫、"クリーム"のことを書きます。
5匹の捨てられてしまった子猫たちは、とうとう二匹だけになってしまいました。幸運にも貰われてて行った茶トラの
"シュー"は諏訪のスナックのママに引き取られ、
結局我が家で飼うことになった白の"クリーム"は蓼科の高原で暮らすことになりました。
捨てられていた当時は、毛も生えてないへその緒が残った小さな生き物でしかなかった子達でしたから
すっかり猫らしくなって、育ての親としては目が細まり、陽だまりで遊ぶクリームを見ていると
無事に育って欲しいと祈らずにはいられませんでした。
3時間置きにミルクを与えていた僕の手は、クリームにとって”母の手”だったようです。昼夜問わず
僕の指を吸っては眠りにつく習慣があって、催促されると僕はクリームに手のひらを差し出し
深い母の愛を家族に見せ付けては、仔猫を独占して正に”猫っかわいがり”をするのでした。
以前ぼくは、同じように捨てられていた仔猫を拾って飼ったことがありました。駅からアパートに帰る途中、
時々寄らせていただいた一品料理"まき"の店先にその仔猫は捨てられていました。
"まき"のご主人は、ウクレレ漫談で有名な"牧 伸二"さんです。「かわいそうに、お前飼ってやれよ」牧さんにそう言われて
とりあえずアパートに連れて帰りました。
子猫は、従順で毎朝出勤時は駅まで見送ってくれ、帰宅するとと部屋で丸くなって寝ているのでした。
僕の足にまとわりつきご飯を催促したり、休みの日には窓辺で一緒に日向ぼっこすると
不思議なもので幸せを感じました。
当時お菓子作りを学んでいた僕は、休みの日など覚え立ての”シュークリーム”の生地を作っては失敗、
と繰り返していて、クリームを挟まないシュー生地は美味しくもないので、台所に放置していましたが
仔猫は美味しそうに食べていました。そんな所もかわいかったのです。数ヶ月が過ぎ、その日は引っ越しの日でした。
実家から兄や弟も手伝いに来てくれて、中野のアパートから川崎に越すという日、
猫の姿が見えません。さあ出発と言うときに庭の隅に横たわった猫を発見しました。隣には当時、東大の法学部の学生が
住んでいて、彼の部屋の前で猫は倒れておりました。慌てて駆け寄ると生きているようですが、ひどいやけどを負っていました。
アパートの大家さんは、恵比寿で獣医さんをしていて、ある事件以降親しくなっていたので、すぐさま電話をしました。
隣の東大生に聞くと「熱湯を掛けた・・・」と言いだし、「何故掛けた?」と聞き返したら、「熱湯掛けたらどうなるかと思って・・・」
という身勝手な答えが返ってきました。怒りに震え僕がそいつに襲いかかる前に、兄が殴りかかっていました。
普段は温厚で、おおよそ手を挙げる
事など無い兄が僕より先に殴っていたので僕は意外でしたが、嬉しくもありました。大家は僕がその部屋で猫を飼う事を
承知していたし、当然動物も好きでしたから、その場で東大生に「出て行け」と迫っていました。
「駄目だろう・・・・」大家さんは弱々しく言いました。
そして僕と猫は川崎にアパートに越してきた。確か8月だったから”暑い”日が続き、あれから猫は三日間苦しそうに寝たままだった。
三日目の深夜、ものすごい鳴き声に目が覚めた、ずっと寝たきりだったのに猫は立ち上がり”にゃー”と鳴き、僕を見つめていた。
どうして良いのか分からなかった。猫を抱き上げて外に出て、隣の梨畑で猫をおろした。精一杯の力で歩き出し振り向いて小さな声で
『にゃー』とだけ鳴いて倒れ、そのまま死んだ。
その日以来、動物を飼うのが嫌になった。犬のミケを飼うときもそんなことを思い出していた。人間の”エゴ”は、無力な動物達に
不必要な試練や苦痛を与えているのでは無いだろうか?と、そんな思いがあった。
蓼科から箱根に越すとき、ミケを連れての引っ越し(会社の寮に住むことになったから)を会社は許してくれたが、
猫を飼うことは認められなかった。実家の母に相談すると、快く引き受けてくれた。
だが、蓼科の自由な環境から一変して町田での暮らしは
クリームにとって、不自由以外の何物でも無かったかも知れない。犬のミケを遊び相手に育ったクリームは、犬も自分の兄弟ぐらいにしか
考えていなかった。近所の犬を訪ねては、傷ついて帰って来る。道路の真ん中で昼寝をしては母の心を悩ませる。
最後まで責任も持てないくせに、中途半端に動物を飼う自分が嫌になる。もう、クリームは僕の指を吸おうとはしない。
抱かれる事さえ嫌がり、僕らに背を向けて歩いて行く。それでも、今は心穏やかに過ごしているようだ。
17日
alfaromeo dayが終わりました。
雨の中ご参加下さいました多くの皆さんには、感謝の気持ちで一杯です。
やはりイベントは晴れて貰わないと楽しさも半減ですね。
今年も久しぶりにお会いする方々や、初めて出会う方々がいたり、忙しく二日間が過ぎて行きましたが
土曜日のパーティーなどは、酒の美味しさもあり、楽しいひとときを過ごしました。
相変わらず酒に飲まれる僕は、周囲を巻き込み”正座の会”を展開してしまい、下ネタを言ってはフィアット・オート・ジャパンの”サラ”さんに
怒られて、終いにはスタッフ仲間の”かおりん”の胸元に音楽ギフト券を挟み「あげるよ・・・」と中年エロじじいを露呈してしまいました。
一緒にいた妻から翌日そんなことを聞かされ、財布の中を確認して初めて前夜の失態に気づき、しかもそのギフト券は妻から貰った物でした。
\7.500分、一緒にDVDのソフトを買う約束をしていたのに・・・・・。最悪と最高が一緒にあった夜でした。
お酒は程々に・・・・
反省